2023/03/18
こんにちは、高槻みなせです。みなさんは高槻の広報誌「たかつきDAYS」読んでいますか?私は毎月読んでいます。面白いですよね。実はいうと、私がブログに書くネタは「たかつきDAYS」から探すこともあるのです。よく言うとリスペクト。普通に言うとパクリです。しかし!ただのパクリで終わらないのが「高槻スクランブル」です。たぶん。ということで、今回は「たかつきDAYS8月号」に載っていた高槻の名産品「服部しろうり」を買うために、高槻市の浦堂で開かれている朝市に行きました!!より詳細な情報をお届けしたいなと思いますので、ぜひご覧ください!
「服部しろうり」について
まずは、「たかつきDAYS」読んでないよ、「服部しろうり」なんて知らないよ、そもそも高槻市民じゃないよ、という方のためにサクッと「服部しろうり」について説明しておきましょう。
「服部しろうり」とは?
「服部しろうり」は、江戸時代から高槻の旧服部村(現:塚脇周辺)で栽培されていた白いウリです。そのウリを使って、高槻の酒どころ「富田」で作られていた「富田漬」は、徳川家康にも気に入られ、幕府献上品になったほどの由緒を誇ります。しかし、「服部しろうり」は病気にかかりやすく、葉の害虫駆除などに手間がかかる野菜。それに加え、農家の高齢化も進み、現在では「服部しろうり」を作る農家が減っています。しかしながら、「服部しろうり」が高槻の名産品であることに変わりはありません。
浦堂朝市
じゃあ食べないと!ということで、「服部しろうり」を求めて、生産地である塚脇に一番近い「浦堂朝市」に行ってきました。朝市のスタートは朝8時です!
7時45分に到着するも・・・
並んでるー!!朝市開始15分前に行ったのにも関わらず、20人ほど並んでいました。今からでも並ばないと「服部しろうり」が買えないかもしれないのですが、販売が始まる前に野菜の様子を写真に収めたい!・・・苦渋の選択で列を離れ、写真を撮りました。
新鮮な野菜などなど
時刻は7時50分。お客さんが買い物を始める前に許可を頂き写真を撮ります。
写真左側がお目当の「服部しろうり」です。明らかに数が少ないですね。もちろん朝市は「服部しろうり」だけではありません。
どうでしょうこの品揃え。個人的には思っていた以上に野菜が豊富でした。あと季節柄、鬼灯などもありましたね。とりあえず覚えている範囲で、当日の商品リストを載せておきます。
- お盆用植物
- ピーマン
- 獅子唐
- なす
- にんにく
- トマト
- ジャガイモ
- たまねぎ
- オクラ緑
- オクラ赤
- 唐辛子
- ゴーヤ
- しそ
- 卵
- モロヘイヤ
- インゲン
- 冬瓜
- カボチャ
- スイカ
- 服部しろうり
- 高槻産ヒノヒカリ
- しろうりの奈良漬
(2015年8月9日の商品)
こんな感じでしょうか。ちなみに、あまりの暑さのせいか、朝市が10分ほど前倒しされてスタートとなりました。おそらく初めに並んだ人は、7時30分くらいから並んでいます。ちなみに、野菜に値段が付いていないことがありますが、なんと・・・貼り忘れです。値段がわからない時は、お店の人に聞いてください。
お会計は算盤で
開店してすぐは、セール的な感じでみなさん走ってお目当の品をゲットしていました。
これは、お会計待ちの列です。ここまでで、開店してから20分も経っていないと思います。そしてお会計が面白いのです。
なんとそろばん!です。電卓ではなく、そろばんです。しかも、5人くらいで同じ計算をします。どういうことかというと、値段を見る係の人が値札を見ながら「300円と200円と120円と250円と400円では?」といいます。すると5人が一斉に「1270!!」と言います。5人で同じ計算をしています。寺子屋的な雰囲気になっていて、なんだか面白いのです。ちなみに私は買い物が少なすぎて普通に「450円。」と値段見る係の人に言われました。
戦利品
ということで、こちらが私がゲットした戦利品です。ちゃっかり「服部しろうり」をゲットしています。みなさん割とトマトなどを狙っているので、普通に買えました。では今回はこの辺で!!
と言いたいところですが、ここで終わるとただのパクリなので・・・ちょっとしたコーナーを。
ウーリー3分クッキング
テレレッテッレッテッテ、テレレッテッレッテッテ、テレレッテッレッテレッテレッテレッテッテ♪
ということで、ウーリー3分クッキングのお時間です。ちなみに、突然できたこのキャラクターは瓜の妖精ウーリー。「服部しろうり」公式キャラクターの座を虎視眈々と狙っている、高槻スクランブルのオリジナルキャラクターです。頭の葉っぱが高槻の市章に見えるところがポイントです。なお著作権は放棄していませんので、使いたい方は使用料5瓜お願いします。
事務的な話は置いておきまして、今回は「服部しろうりのあんかけ」を作りたいと思います!
用意するもの
- 服部しろうり
- お願いを聞いてくれる祖母
作り方
作り方はいたって簡単。「瓜のあんかけ食べたいよー」と言うだけです。
完成!服部しろうりとエビとひき肉のあんかけ
こちらが色々とあって完成したものです。本家もこんなノリなので大丈夫でしょう。お味はというと・・・普通に美味しいです!!「服部しろうり」は瓜というよりか、大根に近い感じです。でも大根ではない。本当にさっぱりしていて、料亭などで出てきそうな味でした。
ちなみに瓜なので皮を剥いて茹でるのですが、皮を剥いた瞬間はカメムシ的な匂いがします。良く言うとスイカの匂いなのですが、どうもカメムシに感じてしまいます。個人的にスイカもカメムシと同じベクトルの匂いだと思っているので。ちなみに、食べてもカメムシ的な青臭さがあります。カメムシ食べたことないですが。しかしそれは茹でる前。
茹でるとメロン的な感じの色になり、カメムシ臭は一切消えて無くなります。そして、そのままでも十分美味しい食べ物に変身します。
ちなみに、だいぶサブ的な扱いになりましたが、トマトも相当美味しいです。酸っぱくなくて甘いです。そして肉厚。皮も均等な硬さで、一部が硬いなんてことはありません。量販店と違って、青い状態で収穫しない分、美味しさがプラスされているのではないかと思います。
地産地消できる朝市の野菜!なかなかにオススメです!!
まとめ
上の写真は8時30分頃に撮ったものなのですが、記事の初めの方にある写真と比べていただくと、野菜がごっそりなくなっているのがわかるかと思います。つまり、8時に朝市がスタートして、30分ほどでこの状況になってしまいます。もし今回の記事をご覧になって朝市に行ってみたい!と思った方は、できる限り早めに行ってくださいね。
ちなみに、今回紹介した「服部しろうり」は7月初旬から8月中旬ぐらいまでしかないそうです。食べてみたい!という方はお急ぎください。
最後になりますが、高槻の朝市は様々な場所で開催されていますので、気になる方はこちらのページよりお近くの朝市を探してみてください!それでは今回はこのへんで!
高槻みなせ
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