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高槻の姉妹友好都市『若狭町』に行ってきた話。前編

time 2015/07/23

若狭町入り口
こんにつあー、高槻みなせです。みなさんは高槻市の姉妹都市をご存知でしょうか?普通に生活していると知らなくて当然ですが、高槻市には益田市、若狭町、マニラ市、常州市、トゥーンバ市の5つの姉妹都市があります。今回はその中でも一番近い、福井県若狭町に行ってきました。少し長くなりますが、良いところだったので是非読んでみてください。

姉妹都市「若狭町」とは

まず初めに、若狭町についてサクッと説明しておきます。

若狭町とは

若狭町は、福井県の南西部にあり人口16,099人(平成22年国勢調査)、面積178.65k㎡の町です。平成17年3月31日に「三方郡三方町」と「遠敷郡上中町」が合併し、「三方上中郡若狭町」が誕生しました。
若狭町ホームページより抜粋)

つまり、「若狭町」は昔からあったのではなく、平成17年に合併してできた町なのです。そして、正確に言うと高槻市の姉妹都市は「三方町」の方で、合併後に「若狭町」が姉妹都市関係を引き継いだというわけです。ちなみに高槻市の人口は約350,000人、面積は105.29㎢なので人口密度の差はおおよそ37倍です。

姉妹都市のなりゆき

1993年(平成5年)1月22日に三方町(現若狭町)施行40周年、高槻市施行50周年を記念して姉妹都市提携を交わしました。旧三方町と高槻市との交流は、海水浴や観光で三方町を訪れた高槻市民、農産物や海産物の即売に高槻市を訪れた三方町民らによって始まりました。昭和60年ごろから交流の輪が広がり、行政、民間でそれぞれ活発に交流が続けられ、記念すべき年を契機に姉妹都市の縁組を結び、さらに実のある交流にしていこうと提携しました。
若狭町ホームページより抜粋)

姉妹都市になってから20年以上も経つのですね。しかし20年というと割と最近なので「三方町(現:若狭町)と姉妹都市になりました!」というニュースを覚えている方もたくさんいそうですね。

若狭町へのアクセスと旅のスケジュール

アクセス

若狭町には電車でも行けますが、絶対に車をおすすめします。町内は広大な敷地が広がっているので、電車を降りた後にバス移動はかなり大変だと思います。ちなみに車で行く時の道順は高速道路に乗って「京都東」で降り、そこからは下道(国道161号線)をひた走るというコースがおすすめです。他にも「京都東」で降りずにそのまま琵琶湖の東側を走るというのもありますが、高速料金がかさみますし、ぐるっと大回りするのであまり時短にもなりません。もちろん、下道が混んでいる場合は高速が良いです。このあたりは賭けです。時間帯や混み具合にもよりますが、どちらのルートも所要時間は2時間くらいです。

今回の行程について

今回の旅行記は1日分です。若狭町だけを楽しむのであれば1日でも十分だと思います。もちろん「1日目は海をたっぷり楽しんで宿泊。2日目は観光をして帰る。」というのも良いと思いますので、1日でどれだけ若狭町を回れるか!という目安にしてください。それでは前置きが長くなりましたが、私が行ったスポットを一つ一つ紹介していきましょう!

レインボーライン

レインボーライン看板
若狭町には三方五湖という湖があります。この湖をぐるりと回る道、それが「レインボーライン」です。ぐんぐんと山を登っていく道なので、三方五湖を一望できるおすすめスポットです。でもただの湖でしょ?という声が聞こえてきそうですが、三方五湖はわりと珍しい景色が広がっているので一見の価値ありだと思います。

料金所

レインボーライン料金所
2022年10月から無料になりました!

レインボーラインからの景色

三方五湖1
レインボーラインを走っていると所々に車を停めるスペースがあり、いろいろな角度から三方五湖を見渡せます。といっても、登っている途中に見えるのはではなくてだったりします。

三方五湖2
水平線まで見渡せます。

三方五湖3
なんだか箱庭みたいな、面白い景色です。

三方五湖4
ちなみに、レインボーラインを進んでいる途中に三方五湖が見えますが、頂上からの景色(後で写真を載せます)が一番綺麗ですよ。

レインボーライン山頂駐車場

山頂公園1
レインボーラインの頂上にはちょっとした観光施設があります。山頂には車を停めてリフトで登ります。
※駐車場料金(第1駐車場・第2駐車場)=普通車500円

山頂公園料金
入園料(リフト・ケーブル乗車料込み)は大人1000円/人

リフト
ちなみにこのリフトは結構怖いです。落ちたらたぶんアレです。

リフト2
上の方で落ちたら間違いなくアレですね。

山頂公園1

山頂公園
リフトを使って登った山頂には、公園?があります。カブトムシのオブジェがあったり、売店があったりしますが、一番気になるのはやたらとある南京錠です。

南京錠
人が落ちないように、チェーンで山頂公園を覆っているのですが、その全てにこの量の南京錠が付いています。一体なんなのでしょうか。実はここ・・・

恋人の聖地
恋人の聖地らしいのです。もしや「南京錠で逃げれないようにする」という意味かもしれません。

南京錠2
それにしてもすごい数です。20万個以上あるとかないとか。

南京錠3
南京錠が付けられるところは全てこんな感じです。恋人がいる方は行ってみてはいかがでしょうか。

南京錠4
400円で誓いの鍵を購入できます。

山頂公園2

山頂公園は恋人たちの聖地だけではありません。他にも色々とあって見境がない感じが素敵です。
めだか村
「めだか村」という小さな池?があります。

おたまじゃくし
おたまじゃくし多め。

鐘
中国からもらった鐘や、

メビウス
謎のオブジェもあります。

五木ひろし
そして、五木ひろしこと、松山数夫さんの歌が流れるオブジェもあります。五木さんは三方郡出身なので、若狭町は五木ひろしさんの聖地でもあります。

山頂公園の花
あと、お花もあります。4月は「水仙と桜」4、5月は「しゃくなげ」5、6月は「春のバラ」7、8、9月は「タイタンビカス」10、11月は「秋のバラ」季節ごとに色々と咲いていて綺麗らしいです。

カブトムシ
さらに、カブトムシが観れる場所もあります。どうでしょう、この見境のない感じ。楽しい。

山頂公園3

山頂公園編は、まだ続きますよ。実はこの山頂公園、過去に超有名人が訪れていたんです。みなさんも絶対知っています。国民的アイドルと言っても過言ではないでしょう。一児の母でありながら、毎週のようにお茶の間を賑わす・・・

サザエさん
そうです。磯野サザエ(24)です。山頂公園には「天狗堂」というお堂がありまして、サザエさんが持っている「かわらけ」というお皿のようなものに願いを書いて、湖に向かって投げれば願いが叶うと言われています。

かわらけ
こちらが「かわらけ」一枚100円なので、是非とも投げてみてください。

かわらけ投げ
お友達が投げましたが、微妙なところに飛んで行ってしまったようです。顔がやばいです。

三方五湖
山頂公園で忘れてはいけないのは「三方五湖」の景色です。レインボーロードより上から見えるので、しっかりと形がわかります。

三方五湖地図
このような地図もあるので見比べてみるのも面白いです。

誓いの文字
ちなみにカップルで来た方は帰る際にこの「誓」の文字に触れて帰るのを忘れないようにしてください。忘れて帰ると・・・どうなるんでしょうか?

ケーブル
帰りもリフトで帰ります。実はケーブルカーもあるので、怖い方は行き帰りケーブルカーをオススメします。

遊歩道
また、遊歩道もありますので、どっちも怖い方や、歩きたい方は利用してください。ちなみに、リフトを利用せずに遊歩道を歩いても入場料(リフト代)はかかります。

常神半島

レインボーラインだけでかなり長くなってしまいましたが、次は「常神半島」です。名前が神々しすぎますね。常に神ですよ。逆に神じゃない時ってあるのでしょうか。それはともかく、この常神半島はリアス式海岸で海水浴場もある漁師町。民宿もたくさんあるので、若狭町で宿泊するなら「常神半島」で決まりだと思います。そして、ここには国指定の天然記念物である大きな「ソテツ」もあります。

漁師町

常神半島
常神半島は漁師町です。「港」という感じの景色が広がっています。

魚
ところどころで、獲れた魚を捌いているおばあさんがいます。

民宿
これを干して商品を作っています。

干し魚
漁師町感がすごいですね。

干し魚2
とっても美味しそうです。きっと民宿でもこのような地元で採れた海の幸が出てくるのでしょう。

ソテツ

常神半島には樹齢1300年と言われる国指定の天然記念物である「ソテツ」があります。場所は民家の裏にありますが、看板で案内してくれているのですぐわかります。

ソテツの道順1
ソテツの道順2
ソテツの道順3
このように看板が出ているので、迷わずたどり着けます。

ソテツ
とっても大きいです。根元から上までが写真に入りきらないレベルです。

ソテツ2
二階くらいの高さがあります。

海水浴

海水浴場
常神半島には何箇所か海水浴場があります。広くないので、泊まりに来た人が利用する用かなと思います。

海水浴場
水質も綺麗です。

常神社

常神社
常神半島には神社があります。手入れがされておらず、無人の神社感があるのですが、個人的にはパワースポットの気配を感じました。

常神社2
とにかく緑が綺麗なので、少し立ち寄るのもいいかなと思います。

常神半島で宿泊

宿泊などのお問い合わせは「若狭三方五湖観光協会」までどうぞ。
TEL:0770-45-0113

「スイカ」&「お昼ご飯」&「道の駅」

スイカ食べ放題

常神半島を出て、次の目的地に向かう途中にスイカ食べ放題の文字が・・・!

スイカ
しかも無料です。そんな馬鹿な!と思って行ってみました。

スイカ2
本当に無料で食べられました。美味しいです。

お茶
しかもお茶まで出してくれます。無料で至れり尽くせりです。ちなみに、ここは梅などのお土産を売っているお店なので、

梅干し
梅干し買いました。笑。

「福井県三方上中群若狭町成出36−2−2」にあるので、ぜひ行ってみてください。(スイカ食べ放題は夏だけ)

追記:梅が好みの味だったので、追加で10個くらい注文しました。笑

お昼ご飯

昼ごはん
お昼はこちらのお店で。スイカが無料で食べられるお店の近くです。

イカ
えび
イカ刺身定食(1200円)と甘エビ刺身定食(1300円)です。甘エビはとっても甘くて美味しいです。

イカ2
エビ2
やっぱり若狭は海の幸が美味しいですね。

三方五湖の道の駅

道の駅
道の駅って、とりあえず入りたくなりますよね。

道の駅2
道の駅なので当たり前ですが、地元の野菜や特産が売っています。

モナカ
食後のデザートにモナカを買いました。

モナカ2
「生乳アイスもなか」はとても濃くて美味しいです。ミルク感たっぷりです。他にも「梅ドラ」や「うめアイスもなか」など、特産の梅を使った商品がたくさんありました。

たけうま
あと、三方五湖の道の駅には工作コーナーもあるので、親子で楽しむこともできますよ。

前編のまとめ

高槻の姉妹友好都市『若狭町』に行ってきた話。前編いかがだったでしょうか?前編に書いている内容は、朝8時半頃からお昼頃までの出来事です。思っていた以上に濃い旅になっております。後編は午後からの様子をお伝えしますが、午前以上に良いところがたくさんあったので期待してください!
後編はこちらです→高槻の姉妹友好都市『若狭町』に行ってきた話。後編

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