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【オープンたかつき】昭和レトロ「阿武山観測所」見学ツアー

time 2018/12/05


こんにちは、高槻みなせです。2018年11月25日、高槻市の奈佐原にある「阿武山観測所」で開催された見学ツアー(無料)に参加してきました。

今回参加したのは「オープンたかつき」というプログラム主催の見学ツアーですが、定期的に観測所主催の一般見学会も開催されているので、気になる方はぜひ参加してみてください!

※当記事で紹介する阿武山観測所の見学ツアーは「オープンたかつき」で体験できるプログラムのひとつです。「オープンたかつき」については、以下のまとめ記事をご覧ください↓
高槻市の魅力を体験『オープンたかつき』情報まとめ

「阿武山観測所見学ツアー」

阿武山観測所は地震研究を進めるために昭和5年(1930年)に開設された地震観測所です。

現在は地震観測のほかに、地震学を学ぶミュージアム、また、歴史的価値のある建物としても定期的に一般公開されています。

アクセス

阿武山観測所へのアクセスは「車」「市営バス+徒歩」のどちらかです。

各種見学会の開催時は施設の駐車場がいっぱいになる可能性があるので、基本的に公共交通機関の利用をオススメします。
※バイクや自転車は十分な駐輪スペースがあります。

今回は「市営バス+徒歩」でのアクセス方法をお伝えします。
※道順は車でも同じです。


まずはこちら、JR高槻駅またはJR摂津富田駅から「公団阿武山行き」乗車「消防署前」下車、進行方向にある交差点を右折します。


そのままつき当たりまで直進、


つき当たりで左折して、


しばらく道なりに坂を登ります。途中に阿武山病院などがあります。


そしてこちら、おそらく唯一のどちらに行けばいいかわからないポイントです。ここを右、山の方に行って少し進むと


観測所に繋がる側道があるので入ります。


ここにある門には「阿武山地震観測所」と書いているので、わかりやすいと思います。


そこからはしばらくハイキング的な坂道を登ります。


バス停からの所要時間でいうと徒歩30分ほど、阿武山観測所に到着です。
※上記ルートのほか、「奈佐原行き」または「萩谷行き」に乗車、「奈佐原」下車でもアクセス可能です。アクセスマップはこちら

地震学の基礎知識 & 施設見学


それでは見学会の様子をお伝えします。最初は座学!


地震学の歴史や、地震のメカニズム、震源地の特定方法など、難しい話もしてもらえるので興味深いです!


座学のあとは、施設見学。こちらは屋上の様子です。


観測所が山の上にあるので、大阪の景色がよく見えますね。


次は施設内に戻って、機械や展示物を解説してもらいながら見学します。


こちらは2018年6月に発生した大阪北部地震の資料。


当時の情報では震源地が柱本あたりだった記憶がありますが、正確な震源地は槻の木高校の前あたりだそうです。


こちらは大阪のあたりの地層が立体的に見える展示。


プライベートで参加していた高槻市観光大使「こうのきよし」さんも楽しんでいます。見た目がほとんど赤いアイマスクをした某占いの人です。


こちらは地下にある地震計の展示スペース。


貴重な資料を前に、色々と解説してもらえます。


こちらは昔の地震計。大きいですね。


計測した揺れはケント紙に煤をつけて記録していました。


その後は時代とともにコンパクトになったり、


光学式のレコーダが開発されたり、


世界共通の地震計ができたり、


現在でも通用する地震計が開発されたり、時代とともに進化していきました。


そしてこちらは、2008年頃にできた地震計です。左にあるボックスに入れて設置するのですが、最初に比べると本当にコンパクト!技術の進歩を感じますね。

他にもいろいろな地震計を見たり、興味深い解説をしてもらったので、楽しい時間を過ごすことができました!

昭和レトロな建築物


地震計の展示なども興味深いのですが、阿武山観測所の昭和レトロな建物が好きで見学会に参加される方もたくさんいます!

ということで、少しですが建物の様子もお伝えします。


重厚感の中にもスタイリッシュさがあって、いわゆるモダンな感じ!

どこを撮っても映えますね〜!

ただ、建物内で一番人気があるのはこちら↓


アヤセハルカイス

こちらは、どこにでもあるパイプ椅子に女優「綾瀬はるか」さんが座ることで誕生したイスです。

急になんの話?という感じですが、実は、阿武山観測所はプリンセス・トヨトミという映画のロケで使用され、撮影時に綾瀬はるかさんが休憩で使ったのがこの「アヤセハルカイス」です。

ベッカムが座った席です!!みたいなノリです。

阿武山観測所に行った際は、ぜひご覧ください。

阿武山古墳


最後に施設の裏にある阿武山古墳を見学するために移動。


わかりにくいですが、こちらが阿武山古墳の写真です。

阿武山古墳は昭和9年(1934年)観測所敷地内に地震観測用のトンネルを掘削している最中に偶然発見されました。

昭和レトロな建物と古墳が楽しめるなんともロマン溢れる場所ですね。

阿武山観測所の見学は「オープンたかつき」のプログラムはもちろん、観測所主催の一般見学会も開催れているので、ぜひ参加してみてください!


一般見学会の参加方法などは公式サイトをご確認ください↓
阿武山観測所ホームページ

「オープンたかつき」については、以下のまとめ記事をご覧ください↓
高槻市の魅力を体験『オープンたかつき』情報まとめ

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